発達障害の人が障害者手帳を持つメリットを3つ挙げてみました。

発達障害の人は何かと社会生活で苦労することが多いです。
不注意から来るミスの連発や、空気が読めないことで人間関係をうまく作れなかったりと。。
そういったこともあり、うつ病などの二次障害を発症してしまうことも多いですね(僕もその一人です。)
またメリットをいくつか挙げる前に注意点があるのですが、今の福祉の枠組みの中では発達障害単体の診断だけでは、障害者手帳を取得することができません。
障害者手帳を取得する場合は二次障害(うつ病や不安障害など)を併発しているのが前提となってきます。(これは境界知能の人も同様)


これらのことを踏まえて、今回は発達障害の僕が障害者手帳を持つメリットについていくつか挙げていきたいと思います。

障害者手帳を取得するメリット

障害者雇用を利用することができる

まず一つ目として就労するときに障害者雇用を利用することができるようになるというところです。
おそらく発達障害の人が一番苦労するのが仕事の場面だと思います。(特に不注意優勢のADHDの人は)
なので、一定の配慮をしてもらいながら障害者雇用で就労して生活をしていくというのが選択肢になるのが大きいですね。また、手帳を取得したからといって障害者雇用で就労しなければいけないというルールもありませんし、場合によっては一般就労(クローズ就労)で働くということも可能ですね。

公共の施設や映画館などの割引が受けられる!

もう一つの大きなメリットとして、公共施設や映画館などの割引サービスが受けられるところです。
これは施設によっても異なるのですが、水族館などの入場料が割引になったり、施設の駐車場料金が割引もしくは免除になったりということもあり、お出かけする人が多い人にとっては大きなメリットですね。
もちろん障害者手帳の取得には診断書が必要なので、その費用がペイするまで割引というのはさすがに難しいですが、うつなどで気分が落ち込んでいるときは外に出ることで気分転換にもなりますし、利用しないと損だと思います。
また割引は本人だけでなく同伴者も受けることができる場合もありますので、誰かとお出かけするのに使うというのもアリですね。
割引が受けられる施設の一覧は「障害者手帳で行こう!」というサイトがあるので、そちらを参照してみてはいかがでしょうか?

https://shogaisha-techo.com/

税制の優遇が受けられる

あまり知られていないことなのですが、実は障害者手帳を持っていると税制の優遇が受けられます。特に障害者控除はすべての人が受けられる控除で、基礎控除などに合わせて27万円の控除が追加されます。

所得税の障害者控除

あなたが障害者であるときは、障害者控除として27万円(特別障害者のときは40万円)が所得金額から差し引かれます。

国税庁ホームページより引用

また、障害者控除を利用するには、確定申告が必要となります。
働いている会社が障害者雇用の場合は、年末調整のときに伝えればおそらく代わりにやってもらえるとは思いますが、会社などに手帳持ちなのを伝えていない場合などは、年度末に確定申告をしておく必要があります。
確定申告をして障害者控除を受けていることが会社にバレないか?という心配がある方もいらっしゃるかもしれませんが、確定申告をして会社にバレるということはまずありません(これは副業などの申告も同様ですね)
どうしても心配であれば役所や税務署に相談してみるというのも良いと思います。
確定申告の直前とかでなければ税務署の人も丁寧に教えてくれます。

デメリットは?

さて、ここまでメリットを挙げてきましたが、デメリットは無いのでしょうか?
結論から言うと、障害者手帳を持っているからといって何か不利になったりするようなことはまずありません。障害者手帳を取得したからといって、障害者雇用で就職しないといけないわけではありませんし、手帳持ちでクローズで就労している人もいらっしゃいます。
強いて言うなら世間体とか周囲の目でしょうか・・・?
障害者手帳を持っていることは、障害者として扱われることになるので、それが嫌だったり周囲の目が気になるなんてこともあるかとは思います(それって差別じゃないってのはまた置いておいて。)
診断書のお金はかかってしまいますが、それでもメリットが大きいので取得できる人は取得してみるのが良いのでは無いでしょうか?

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