発達障害の人が車の免許を取るのは問題なし?不注意優勢ADHDの人は注意!

発達障害

発達障害の人でも運転免許を取りたいという人は多いと思います。
特に車が必需品な地方だと免許を持ってないと大人じゃないみたいな扱いをされることもあるようです。
発達障害の人は健常者の人たちと同じく運転免許を取得しても良いのでしょうか?
発達障害の僕なりの考えをまとめました。

まずは主治医に相談!

まず大事になるのが免許を取得する前に相談することです。
発達障害や二次障害でうつ病を患っていると、眠気の出る薬を処方されることがあります。
運転に支障が出るほど眠気が出ると知っていながら車を運転して、もし事故を起こしてしまうと重い罪に問われてしまうこともあります。
なのでまずは主治医に相談して免許を取っていいのか必ず確認をしましょう。
また病状によっては診断書が必要になる場合があります。

安全運転相談に電話をする

相談先としては医者以外に安全運転相談という相談窓口があります。
これは高齢者や障害などを持っていて運転に不安な人が相談できる専用のダイヤルで、「#8080」に電話すると所轄の警察の安全運転相談窓口につながります。
相談した内容によっては免許センターや最寄りの警察署で面談を行ったり、医師の診断書の提出がお願いされることがあります。
また、こちらに電話したからといって必ず免許を拒否されるということはありませんし、事故を起こしてから発覚するくらいならこういった相談窓口を利用されたほうが良いと思います。

不注意優勢のADHDは事故リスクが高い?

ADHDと交通事故のリスクについてはアメリカで研究がされています。
どのデータを見てもADHDの人はそうでない人に比べて交通事故を起こすリスクが高いそうです。

・フィラデルフィア小児病院のネットワークを用い、ニュージャージー州の陸運局や警察署と協力し、今回の研究対象となったものは14,936名であった。その内、ADHDの診断がついたもがついたものが1,769名、ADHDの診断がついていないものが13,167名であった。

・ADHDの運転者の交通事故率は非ADHDの運転者より高く、とりわけ免許取得後1か月以内に有意に高かった(調節リスク比 1.62 [95% confidence interval 1.18-2.23])。・免許取得後1年以内に交通事故を起こしたADHDの運転者の人数と非ADHDの運転者の人数は4316人 (19.8%) vs 1951人 (16.2%); P < 0.001、4年以免許取得後4年以内では461人 (46.8%) vs 2943 (36.4%); P < 0.001とADHDの運転者で有意に多かった。

https://kpjournal.jp/2019/07/01/adhd/

やはりADHDで不注意がある人は事故を起こす確率が高いようですね。
僕の身近にいるADHDの人も何もないところでよく転んだり、時間を間違えたりするのでそういったことが日常的にある人が車を運転するとどうなるのか、というのは容易に想像できますね。
とはいえ、ADHDの症状は個人差があるので、これもまた主治医に相談するべきなのでしょう。

てんかんの人はさらに注意が必要

発達障害の人で、てんかんも併発している人もいらっしゃると思います。
そういった人は注意が必要です。
以前、てんかんの人が運転した車が暴走して死傷事故を起こしたことは記憶に新しいです。
こういったこともあり、日本てんかん学会は以下のような声明文を出しています。

https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/20140625_guldeline.pdf

終わりに

住む場所によっては必需品となる車。
それも発達障害の人は運転できなかったりする場合があるようです。
車の免許が取れなくて地方に住んでいる場合は移住することも考えないといけない場合もあるのかもしれません。
もちろん代わりに運転してくれる人がいればそれに越したことはありませんが。
こういうデータを見ていると発達障害の人は田舎暮らしは向いてないのかなと思ってしまいます。
それでは。

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